2021年03月06日(土)

二重の色々な術式。裏留めと全層留めの違い。

二重埋没法の直後二重埋没法の直後
二重埋没法にはいろんなネーミングや術式がありますが。大きく分けると全てのまぶたの層に糸を通さない「裏止め」と全てのまぶたの層を通す「全層留め」があります。今、腫れない、バレないということで裏止めの埋没法が流行していますが、それぞれの施術にはメリット、デメリットがあるのでまとめたいと思います。

「裏止め」
メリット
・傷が皮膚にできない
・腫れがまぶたの深い層にのみ出るので術後の腫れが出にくい・
デメリット
・幅の広い二重幅には対応できない。大きな平行型二重など。→カウンセリングでは控えのラインを提案されることが多いみたいです。
・肉厚のまぶたでは狭い幅しか作れない。→DRから切開じゃないとできませんと言われる事がある。
・止める力が弱いので上瞼のまつげが上を向くようにできない。

「全層式」
デメリット
・表面に傷ができる。→採血くらいの傷口なので長い目でみれば跡は残らないと思いますが。
・麻酔が表面にも達するので直後は腫れ感が裏止めより強い→これは痛い手術はみんな嫌なので仕方ないですね。
メリット
・かなり幅の広い二重のラインまで対応できる。
・肉厚のまぶたでもしっかりライン形成できる。
・止める力が強いので上瞼のまつげが術後上を向く。
・持続性が高い。

今は情報があふれているので自分の受けようとしている二重が上のどちらなのか把握してから施術を受けられることをおすすめ致します。

Nビューティークリニック
院長 米澤 昂

2021/03/06 10:23 | 二重 | コメント(0)

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