ジュビダーム・シリーズ
ジュビダームビスタボリフトXC
2018年8月日本の厚生労働省にて承認を受けたヒアルロン酸です。ジュビダームビスタボリフトXCは、アラガン独自のVYCROSS(バイクロス)技術で作られた麻酔剤を含むヒアルロン酸で約18カ月の持続性があり、ヒアルロン酸が組織に馴染みやすい特性があります。ジュビダームビスタボリューマXCとの組み合わせ治療で、気になるシワを1本1本治療する方法だけでなく、お顔全体的なリフトアップ注入治療としても大変人気のあるヒアルロン酸です。
お顔全体的なリフトアップ注入治療を受けられた患者様は、肌馴染みもよく自然な仕上がりで表情豊かに。また艶感のある肌になったとの反響もあります。
ジュビダームビスタボリューマXC
ボリューマXCは、2016年9月「中顔面、下顎部、こめかみの減少したボリュームを増大するため、皮下骨膜上深部へ注入して使用される」を目的として、厚生労働省より認可されました。従来のヒアルロン酸のようにシワに沿って注入することでシワの改善もできますが、ボリューマXCはお顔全体のバランスを見ながら、シワ治療・凹みの調整・ボリュームロス改善とアプローチで、たるみ改善・ハリ感アップなど、お顔全体的のバランスを整え若見え治療を行う事ができます。
注入手技は、MD-code(エムディーコード)と言われており、少し前まではビスタシェイプとも言われていたジュビダームシリーズを展開しているメーカー『アラガンジャパン株式会社』が推奨する注入技術です。アラガンジャパン株式会社様にお越し頂き、院内勉強会を開催したりアラガンジャパン株式会社主催の勉強会に参加させて頂いたり、学会等に出向き常に進化する注入技術を習得しています。基本的な事として、顔面の解剖知識と注入技術を習得していることがとても重要です。良い製剤で、さらに製剤特性を可能な限り引き出すためには、神経・筋肉・骨格及び血管の解剖をよく理解する必要があります。
アラガン社の独自技術で実現した5つの特性
ジュビダームビスタボリューマXCは、アラガン社独自の技術によって製造されました。
この先端技術では、高分子量と低分子量のヒアルロン酸を混合して架橋することで架橋効率が向上し、HYLACROSS技術により製造されたヒアルロン酸注入材に比べて網目構造がより密になっています。
これにより、酵素分解されにくく、持続性の高いヒアルロン酸注入材が開発されました。
さらに、密な網目構造のヒアルロン酸ネットワークにより水分を取り込みにくくなり、膨潤しにくい「低吸水性」を実現しました。
- 長期持続性
治療効果が約2年間持続し、患者様の高い満足感を長期にわたり維持できることが期待できます。 - 成形性
注入直後の優れた成形性により、思い描くラインの成形を実現しやすくなります。 - 低吸水性
水分を吸収しにくいため、より注入時のイメージに沿った仕上がりが期待できます。 - ボリュームアップに適したリフト力
弾性と凝集性のバランスにより、ボリュームアップに適したリフト力を維持します。 - 組織親和性
お顔の組織になじみやすく、表情に合わせた自然な仕上がりが可能となります。
ジュビダームビスタボリューマXCを中顔面の3領域(外側上頬部領域、内側上頬部領域、頬部下領域)に注入した際の中顔面のボリューム減少スケール(MFVDS)が1点以上改善した患者様の割合は、12ヶ月時で85.2%、24ヶ月時で67.1%でした。
顔面外観に対する全体満足度スコアがベースラインから改善した患者様の割合は12ヵ月時で82.1%、24ヵ月時で75.8%でした。(アラガン社資料(治験総括報告書)、製品添付文書より)
長期にわたる治療効果の持続
ジュビダームビスタボリューマXCは24ヶ月の長期にわたりボリューム減少を改善しました。
施術後24ヶ月時点でベースラインから満足度が改善した患者様は7割を超えていました。
施術後の各時点において、患者様の多くがベースラインよりも自分自身が若く感じると回答しました。
注入後の優れた成形性により思い描くラインの成形を実現しやすく
ジュビダームビスタボリューマXCは、注入直後に高い成形性がみられ、その後は変形しにくい特性を有しています。
膨潤しにくい「低吸水性」の注入材でより注入時のイメージに沿った仕上がりへ
密な網目構造のヒアルロン酸ネットワークにより水分を取り込みにくくなり、膨潤しにくい「低吸水性」を実現しました。
弾性と凝集性のバランスによりボリュームアップに適したリフト力を維持
ジュビダームビスタボリューマXCはボリュームアップに適した弾性と凝集性を併せもつ注入材です。
お顔全体の組織へのなじみやすさが表情に合わせた自然な仕上がりを可能に
ジュビダームビスタボリューマXCは組織と親和していることが確認されました。
ウルトラXC/ウルトラプラスXC/ウルトラ/ウルトラプラス
ウルトラXC・ウルトラプラスXC・ウルトラ・ウルトラプラスは、2014年3月に「顔面において、中等度から重度のシワや溝(鼻唇溝等)を修正するため、真皮中層部から深層部に注入して使用される」を使用目的として厚生労働省より認可されました。
アラガン社の独自技術で実現した2つの特性
- 自然な仕上がり
ジュビダームビスタウルトラシリーズは、なめらかで均質な材質、均一な押出し特性で、自然な仕上がりが期待できます。 - 治療効果が長続き
ジュビダームビスタウルトラシリーズは、凝集性の3Dマトリックス構造で、酵素分解されにくく、治療効果が約1年続きます
独自の技術から生まれる自然な仕上がりで、理想的な肌へ。
ジュビダームビスタウルトラシリーズは、アラガン社独自のHYLACROSS技術によって製造されました。この先進技術では、ランダムな形状と粒径をもつ架橋ヒアルロン酸ゲル粒子に、非架橋ヒアルロン酸を混合、均質化することによって、なめらかな粘調性ゲルが得られます。顆粒感がなく、なめらかな質感。自然な仕上がりが期待できます。
約1年実感できる治療効果で、より満足感の高い治療へ。
ジュビダームビスタ®は、HYLACROSS技術によって製造され、高架橋のヒアルロン酸を高濃度に含む3Dマトリックス構造をとっています。凝集性の高いこのゲルは、酵素分解を受けにくい特性があります。
凝集性の3Dマトリックス構造は、酵素に攻撃される表面積が小さく酵素分解されにくいのが特徴です。
主なリスク、副作用など
ヒアルロン酸注射・ヒアルロン酸修正治療・ヒアルロニダーゼによる治療を行う場合、針を刺した箇所が赤くなることがありますが、殆どの方が当日中には気にならなくなります。
治療当日は少し突っ張った感じがありますが、時間の経過とともに減少します。
また、内出血となるケースがありますが、時間の経過とともに気にならなくなります。
治療後すぐ、針を刺した箇所以外はメイクが可能です。
治療後翌日からは、針を刺した箇所もメイクが可能で、万が一内出血となった場合でも、ファンデーションやコンシーラーで気になる部分をカバーできます。